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働くことの厳しさと喜び [日々のこと]

1月19(火)
久しぶりに映画を観に行きました。
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「ファッションが教えてくれること」です。
ファッション誌ヴォーグの編集長アナ・ウインターと一冊のヴォーグ誌が出来るまでのドキュメンタリー映画です。編集長アナとクリエイティブディレクターのグレイスの静かなバトルは身につまされるものがありました。妥協を許さないアナとパーフェクトな仕事をしたと思うグレイスの考え・・・どちらも分かるけれど・・・締め切り5日前に再撮影の命令が下ったら、もう泣きたくなっちゃいますよね(笑)。
きっと私だったら「なんで今なのよ~。」「他の仕事も抱えてるっだって。」「予算はどうなるの?」「色んな人にしわ寄せいくでしょ~。」などと冷静を装いながら頭から湯気出してると思います(笑)。
でもそんな私のような小さい人間ではダメなのでしょうね(笑)。
ピリピリとした空気が二人の間に流れるのですが目的はひとつだと言うところは共通しているわけです。いいモノを創るということ。
アナとグレイスはお互いの素晴らしさを認め合っているところに譲るところは譲る、でも駄目なところは指摘すると言った暗黙の了解が素晴らしい!!
だから最後はみんな満たされた表情でした。
「働くことの厳しさと喜び」というテーマ。
自分の意見を通すことの難しさとそれについてくる責任、最良の判断かどうかの迷いという働く人にとっては他人ごとではないお話。そうなんですよね、目的が同じでも相反してしまう事は多々あります。
それを納得させるだけの意見を言うのは容易いことではありません。でもそれが報われた時に得られる達成感と満足感はきっと働くことの喜びなのでしょうね。
何だかスカッとした気分です。


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