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つくし文具店 店主 萩原修トークイベント「まちと店と文具」 [イベント]

8月2日(金)
今夜も夜の文具店ゆるゆる21時まで営業中。
何か朝焦らず色々寄り道も出来て、夜営業が中々気に入ってきた私です。

珍しく連日投稿です(笑)。
イベントのお知らせをもうひとつさせてください。

当店でもオープンの時からお取り扱いをさせて頂いている「つくし文具店」さんの文具たち。
つくし文具店店主の萩原修さんに広島に来ていただけることになりました。
「まちと店と文具」まさに私が聞きたい(笑)
萩原修さんは本当に様々な今までになかったようなコミュニティーやしくみを考えておられます。
人と接するのが苦手と言いつつ、結果として人と関わることを考えられているという印象です。
頭の中はどうなっておられるのでしょうか???
トークの後は皆さんでお好み焼きを焼きながらの懇親会しますよ。
「まち」「店」「文具」に興味のある方、何か面白そうと感じた方、萩原さんに会ってみたい方、ただ飲みたい方など、是非是非お気軽にご参加して頂ければと思っています。
中々広島ではお会いできないかも?なので皆さんと夏のひと時を楽しく過ごしたいと思います。
ご参加お申込みをお待ちしています。


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『つくし文具店 店主 萩原修トークイベント「まちと店と文具」』

つくし文具店は国立駅北口から歩いて20分ほどの静かな住宅街の中にある3坪ほどのちいさな文具店。店主の萩原修さんをお迎えして「まち」と「店」と「文具」のアレコレをおしゃべりするトークイベントです。
トークの後に皆さんでお好み焼きを焼いて食べる懇親会予定。
ちょっとつまめるモノも予定しています。
もちろん皆さんも焼く係です。
差し入れも大歓迎です。
つくし文具店や萩原修さんに聞いてみたいこと・・・いっぱい聞いちゃいましょう!

日時:2019年8月21日(水) 19:30~21:30 (受付19:00より)
料金:2500円(懇親会含む)
※お飲み物はキャッシュオンとなります。
定員:20名
会場:Minette 2階
広島市中区白島中町2-19

【お申込み】
下記メールアドレスまで下記項目を記載の上、お申し込みください。
※受信指定されている方は解除等、よろしくお願いいたします。
minet@wb4.so-net.ne.jp

1. 萩原修トークイベント参加希望
2. お名前(ふりがな) 
3. 参加人数 
4. 携帯番号 
5. コメント
萩原修さんや「まち」と「店」と「文具」などについて気になっていることやお聞きしたいことをご記入ください。

※インスタ・Facebookではお申し込みは受け付けておりませんのでお手数ですがメールにてよろしくお願いいたします。

★お願い★
・丸椅子とホットプレートをお借し頂ける方がおられましたらコメント下さい。
私が受け取りに参ります。
・参加者の方で当日お手伝いをお願い出来る方がおられましたらコメント頂けると嬉しいです。
机を出したり、お好み焼きの準備など。


■萩原 修 はぎわらしゅう
1961年生まれ。母の実家のある埼玉県児玉町で生まれ、数ヶ月は月島で育つ。両親が土地を求め家をつくり、現在のつくし文具店のある国分寺市に引っ越してくる。 みふじ幼稚園から桐朋小学校、中学校、高校と進み、 すいどーばた美術予備校で一浪し、自転車で通える距離にある武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科に入学。 小学校から剣道を習う。中学校は、剣道部。高校、大学はスキー部に所属し、勉強はできないが、身体を動かすことが好きな健康的な日々をおくる。
大学卒業後約10年間は、大日本印刷株式会社で、企業のカタログ、PR誌、カレンダーなどの印刷物を中心に企画・ディレクションをおこなう。1993年からリビングデザインセンターOZONEの立ち上げに参加し、在籍していた約10年間に、300以上のデザインに関連した展覧会を担当するとともに、ショールームや雑誌の立ち上げもおこなう。 2004年に独立してからは、日用品、住宅、店舗、展覧会、コンペ、書籍、雑誌、WEBサイトなどの 企画・プロデュースをてがけている。
また 「中央線デザインネットワーク」「国立本店」「西荻紙店」「てぬコレ」「コド・モノ・コト」「かみの工作所」 「テラダモケイ」「かみみの」「3120」「モノプリ」「ペプ」「旭川木工コミュニティキャンプ」「東京にしがわ大学」「クラフトセンタージャパン」などの活動にも参加している。
著書に「9坪の家」「オリジンズ」「デザインスタンス」「コドモのどうぐばこ」などがある。




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日々是好日 きみどり× AFRICANFABRIC [イベント]

8月1日(木)
一週間後の8月8日(木)からスタートする夏のイベントのお知らせです。
ここ数年、私も時折見かけていたアフリカンファブリックの生地たち。
そんな中、豊橋にいる同級生のSNSにアフリカンファブリックの投稿が目立ち始め、帰省の際などに話を聞くようになり、きみどりさんのお人柄も合わせてまだお会いしていないけどきっと素敵な人に違いないと確信した私。
同級生につないでもらって今回のイベント開催となりました。

そもそも「アフリカンファブリック」とは?と私からきみどりさんに質問したところ、下記のようなお答えが返ってきました。

アフリカンファブリックは、アフリカの人々が日常身につけている布になります。生地を選んで仕立て屋さんに仕立ててもらったりして、日々の暮らしと密接に関わってる布になります。いろんな色や柄があって、その柄も暮らしと関わりのあるものが描かれていたりします。カラフルでおおらかでたのしい!布です。
アフリカで作られている布もありますが、オランダの老舗で作られている生地もあります。日本でも60年代京都の会社がアフリカ向けにプリントして輸出していたこともありました。今はもうなくなってしまいましたが。日本とも、関わりがあるアフリカンファブリックです。


追々ご紹介していきますが図案が何とも楽しい!
是非インスタやFacebookページ、ツイッターなどでご紹介していきますのでチェックしておいてください。
色の組合せが大胆なモノもあればシックな色合いもありでバリエーションに富んでいます。
何より身に着けた方の気分がきっと楽しくなることでしょう!

きみどりさんから送って頂いた写真を幾つかご紹介しますね。
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このアイテム以外にも、えぷちゅに(えぷろんちゅにっく)、ビッグバッグ、スカート、サルエルパンツ、ブラウス、アフリカの女神ochunちゃん、ネクタイ、ヘアターバンなどなど。
ミネットが文具を扱っているのでペンケースやブックカバーもお願いしています。
そしてそしてアフリカンファブリックを使ったリバーシブルの帯も届きます。
帯をご購入のお客様にはお好きな半襟もお選びいただけます。早い者がち!

会期中は今回きみどりさんをつなげてくれた同級生がトルソーに着物とアフリカンファブリックの帯を着つけてくれる予定です。
是非参考になさってください。
和にも合わせられるアフリカンファブリックは万能ですね!

是非この機会にアフリカンファブリックの魅力に触れて頂けると嬉しいです。
私も只今きみどりさんにお願いして会期中に制服と化すスカートをお願いしています。
楽しみです!

会期中に何ときみどりさんが広島に来て下さると言う嬉しいご報告も頂きました。
来広日がわかりましたら又お知らせしますね。
ご都合が合えば是非きみどりさんに会いにいらしてください。

きみどりさんはこんな方ですよ!
なんとチャーミングな♪

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■きみどりさんのプロフィール
きみどり アフリカへの憧れから青年海外協力隊に応募。 アフリカではなく、マレイシアの村で縫製隊員として、 村の生活にどっぷりとつかった2年間を過ごす。 いろんな布が好きで、アフリカ帰りの友人から見せてもらった布にピピピとアンテナが反応。 そこからアフリカンファブリックを使ったものづくりを始め、今に至る。 きみどりいろが大好きなので屋号をきみどりにしました。

どれもきみどりさんの手で生み出され丁寧に作られたアイテムたち。
そしてきみどりさんのハピネスがプラスのエッセンスに。
同じ柄のモノはなく全て1点ものとなりますのでご自分だけのお気に入りのアフリカンファブリックを見つけにいらしてください。
お待ちしています!

『日々是好日 きみどり× AFRICANFABRIC』
会期:2019年8月8日(木)~8月27日(火)
※8月13日(火)~15日(木)お盆休み
営業時間が8月は変則的となります。
ホームページのカレンダーをご確認の上、ご来店ください。
https://www.minette72.net/

カラフルでパワフルなアフリカンファブリックを使って、日々の暮らしにちょっぴりアフリカンなアクセントを。
小物から洋服等、カラフルで楽しいアフリカンファブリックアイテムをお届けいたします。




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白島歴史さんぽVol.3 [イベント]

5月19日(日)
さかのぼりブログ第二弾。
一か月半前の「白島歴史さんぼVol.3 船から見る「水都広島」の歴史 ~川から見ると違う広島が見えてきた」イベントの様子です。
画像(動画)多め。
時間が経過しずぎて間違っていたらすみませーん!

本日の安全祈願に朝一で碇神社へ。
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お天気が毎回心配な屋外のイベントですが晴れて良かった。
集合場所にて。
参加者の皆さんよろしくお願いいたします!

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今回は総勢20名の参加者の皆さんと2グループに分かれ雁木タクシーに乗っての白島歴史さんぽ+広島の歴史といった感じで前回よりも更に本川町や原爆ドーム辺りまで約1時間のクルーズ予定です。
今回のレジュメも参考に進んでいきましょう。
※レジュメ・画像もクリックして頂けると大きなサイズになります。

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1.工兵橋
明治 22 年(1889)、白島町北端(現在の安田学園白島キャンパス付近)に駐屯していた 「陸軍工兵第 5 連隊」と京橋川の北岸に所在した牛田の演習場の連絡橋として工兵隊の手によ り木橋が架けられました。これが初代の工兵橋であり、橋名の由来です。この橋は大正 8 年 (1919)7 月洪水により落橋し、大正 10 年(1921)に現在の吊橋の形となりました。そ の後昭和 8 年(1933)に架け替えられています。



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2.一本木の鼻
江戸時代、白島の北端には1本の大木があり、そのため「一本木の鼻」と呼ばれていまし た。一本木の鼻周辺の堤防はしばしば決壊しており、城下町に被害を与えていました。この堤 防をより強固なものにするため、藩は修繕の際に地元の人々を堤防上で躍らせました。やがて この踊りは定例化し、毎年旧暦の盂蘭盆7月15日・16日の両夜に行われるようになりまし た。これは「両夜踊り」あるいは「一本木踊り」と呼ばれています。 派手な盆踊りなどが禁止されていた広島城下にあって、この一本木踊りは藩の命によって 始まったものとして賑やかに行われていましたが、明治時代以降衰退しました。 なお、江戸時代に架けられた神田橋は、最初一本木の鼻から牛田村神田(現在の牛田本町6 丁目・牛田新町1~2丁目付近)に架けられていたためこの名が付きました。やがてこの場所 で大水が多いため現在地に移転しましたが、名前はそのまま引き継がれました。




3.サギ島と砂州
通称「サギ島」は本川と京橋川の分岐点に形成された砂州で、今は様々なサギやカワウの群生 地になっています。江戸時代の絵図をみると、この場所にはさらに大きな砂州があったことがう かがえます。 太田川は上流域から大量の土砂を運んでおり、流れが緩やかになる場所-特に河口付近の海 岸線には土砂が堆積し、砂洲を形成しました。こうした砂洲をベースにして江戸時代・明治時 代には干拓が、大正時代以降には埋立が行われ、広島の土地は拡大していきました。 また、川底にも土砂が溜まりやすかったため、江戸時代には川底を定期的に掘り浚えて、航 路の水深を維持していました。







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4.長寿園
長寿園は白島の本川河川敷にあった桜の名所です。明治43年(1910)に西白島町の村上長 次郎が東京から桜の苗木を取り寄せて植樹したのを始まりとし、大正末期には広島一の桜の名 所として知られました。やがて対岸にも桜が植樹され、昭和に入ると太田川をはさんで両岸に 桜が咲き誇るようになり、多くの人が船を出して花見を楽しみました。しかし、昭和10年代 後半に衰えが見え始め、戦後の都市復興のなかで姿を消しました。 4の地点には昭和9年に建立された長寿園の記念碑が建っています。


広島ホームテレビ社屋の川側に長寿園の石碑はあります。
お散歩がてら見に行ってその昔、桜の名所だったことを想像してみてください。
現在も桜並木がきれいな桜スポットです。
私も毎年楽しみにしています。




5.史跡広島城内堀への取水口と6.出水口
明治以降広島城の堀は徐々に埋め立てられ、現在は内堀を残すのみとなっています。かつて は本川から水を取り入れ、人工の運河平田屋川(現在の並木通り・地蔵通り)から海に向かっ て排水していたのですが、内堀だけになってからは水が循環せず、戦後になって水質の悪化が 問題になりました。そこで、内堀に太田川の水を循環させる工事が行われ、平成5年(199 3)に竣工しています。5の位置で太田川の水がポンプでくみ上げられ、中央公園北側のせせ らぎ河川を通って、最終的には広島城の裏御門付近にある吐出口から堀に入ります。水は堀の 南西隅にある流出口から出て、中央公園南側のせせらぎ河川を通って、6の出水口から本川に 戻ります。水は3日半で内堀の中を循環しています。
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※イラストの右下に二つぴょこんと飛び出しているのが水制工(水はね)です。
今も2つありますのでお近くに行かれたら空鞘橋から相生橋までの子供文化科学館側の河川敷を見てみてください。
グーグルマップでもアップにすると2つの水制工(水はね)が確認できますよ。

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※図書館で借りた書籍「川のまち がんばれ広島の太田川」より引用。
太田川の水は上の青い線の経路で川から約700m行き、お城の入り口からかかる橋から堀に入ります。堀の水は全体で約7万トンだそうで、1日に2万トンの水を太田川から取っているので3日半で堀全体の水が入れ替わる計算です。
堀側の出口は南西角あたりにあり、約500m行って空鞘橋のそばの中国庭園・渝華園(ゆかえん)の北側で太田川に戻ります。(赤い線)

※中央公園の中にせせらぎ河川が確かにありますねーっと参加者の皆さんも改めてそれが広島城のお堀の水が流れていることを知られていたようでした。
今まで何気なく通っていましたが知ってみると「へー!」ですね。


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・史跡広島城内堀へり取水口
水しぶきをあげているので、お堀の水が出てくるところだと勘違いしそうですがここから広島城へ水が入って行くのです。


6.出水口



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上の動画に映っています黄色い丸でマーカーしたところが出水口。




7.基町環境護岸
範囲は相生橋から遡って880メートルの本川東岸です。昭和 27 年( 1952)の都市計画で、 この地区一帯は中央公園として整備されることになりましたが、河川敷は市民によく利用され親 しまれていることもあって、よりレベルの高い整備が求められました。直線的な都市景観の中で、 河川がもつ特性である曲線が、玉石・植栽などの素材や、江戸時代に設けられていた水はね(水 制工)などを活用して表現されています。昭和 58 年(1983)に完成しました。

基町環境護岸3.jpg

基町環境護岸.jpg





今回初めて気づいたのですが元安橋の欄干に「元」って文字がデザインしてあるのにビックリ。
何度も通っているのに気づいてなかった[あせあせ(飛び散る汗)]
ボンヤリしすぎですね。



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元安橋欄干.jpg

8.原爆ドーム前の雁木
原爆ドーム前の大きな雁木は、そのルーツを江戸時代に求めることができます。ドームがあっ た場所には、広島藩の米蔵があり、藩領内から集められた年貢米が納められていました。舟によ って運ばれた米はこの雁木を使って荷揚げされていたのです。近代に入ってからも、舟運が行わ れなくなるまで、ここから物資が荷揚げされていました。

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原爆ドーム2.jpg





9.本川橋西詰めの雁木
江戸時代、陸上輸送の手段が限られていたため、大量輸送は舟運で行われていました。三角 州上につくられた広島城下には多くの河川が流れており、当然舟運が活発に行われていました。 そのため物資が集まる城下中心部には、舟から荷揚げをするための桟橋が必用でした。ところ が広島の川は非常に干満差があり通常の桟橋では対応できないため、階段状の雁木が多く作ら れたのです。 本川橋西詰めの雁木は城下中心部に近いため、海から物資を輸送してくる舟が多く着岸する 城下最大の川港でした。今も舟繋ぎ石が残されています。
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ズームした雁木と木々より右手の本川橋よりの雁木と木々が正解ですね。
私のズーム間違い[あせあせ(飛び散る汗)]

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本川橋

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本川橋西詰の雁木

10.西本川浜恵美須神社(広島市中区土橋町)と常夜灯
神社は文政年間(1818~1829)の創建。水運が盛んだった当時、当地には万問屋などが軒 を並べており、その信仰を集めていました。 神社の上流側(北側)には灯台の役割を果たしていた常夜灯が設けられており、かつて多くの 舟が出入りしていたことが分かります。現在は同じ場所に新しく復元されています。



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西本川浜惠美須神社

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右側に見えるのが常夜灯

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常夜灯


中国新聞近く


本川橋から空鞘橋。
こう見ると雁木がこの距離だけでも4つありますね。
日本で一番雁木が多いのが広島だとある方から先日お聞きしました。
約300から400箇所もの雁木があると言われているそうです。

『雁木(がんぎ)』とは、飛行する雁の群れのようなジグザグに組まれた構造物。
護岸についている階段のことです。
広島県広島市においては近世以降に水辺に昇降するため川の斜面に造られた階段状の港湾施設および護岸。

石の階段が川岸に見えたらそれが雁木です。
こちらもつい見過ごしてしまいがちな広島の風景のひとつなのかもしれません。


11.広島城の櫓台跡
現在の広島城は内堀とそれに囲まれた本丸・二の丸を残すのみとなっていますが、かつては 広さ90万㎡(東西南北約1㎞)を誇り、3重の堀によって守られていました。太田川は天然 の外堀として利用されており、その東岸には城を守るために城壁と櫓が設けられていました。 5の位置(空鞘橋よりやや南側)には櫓台の一部が残されています。

12.水制工(水はね)
堤防から川の中心に向かって延びている構造物のことを言います。洪水時の速い水の流れか ら堤防を守るため、直接堤防に水がぶつからないように水の流れを中央方向に向けるように設 置されました。12の場所にあった水制工はとりわけ規模が大きかったようです。



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第2グループ相生橋.jpg


13.楠木の大雁木
楠の大雁木は江戸時代には幅5.5m 程度の規模で、渡し舟の船着き場として利用されてい ました。明治31年(1898)に横川駅からこの雁木近くまで山陽本線の支線が敷設され、舟 で雁木に集められた物資をここで列車に積み替えることが可能になったため、一帯は様々な物 資の集散場として発展しました。そして雁木は大拡張され、「大雁木」と呼ばれるようになりま した。今はその一部が残されています。

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サギ島へ.jpg
帰路、サギ島が見えています。





第2グループは潮の関係で白島での下船は難しく広島駅まで行くことに。

工兵橋から白島方向へ.jpg
工兵橋から白島方向へ

縮景園を川辺方向から見れたのラッキーでしたね。
縦に石が組んである物は水門の開閉するものだそうです。
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縮景園の裏手2.jpg

私は白島にて下船後、自転車に乗って第2グループを陸上からお出迎え。
皆さんお疲れさまでした!





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第2グループのみになりましたが猿猴橋をバックに記念撮影。
お疲れさまでした!
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今回も大変お世話になりました雁木組の皆さんともここでお別れ。
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本日の白島歴史さんぽでお世話になりました「雁木タクシー」は2016年にNHKのブラタモリの広島編の時にタモリさん達が乗られました。
タモリさん達を案内されたのは白島歴史さんぽでも毎回お世話になっています広島郷土資料館の学芸員、本田美和子さんです。
今回で白島歴史さんぽでは2回目の雁木タクシーによるイベントとなりました。
本田さん、雁木組の皆さんありがとうございました!
またよろしくお願いいたします。

雁木タクシーに乗ってみたいな?と思われた方は是非下記ホームページからお問合せしてみたください。
「まずはお気軽にお問合せ下さい。」とのことです。
柔軟に対応してくださいますよ!
私もこのイベントがなかったら雁木タクシーの存在は知っていたものの乗る機会は中々なかったかもしれません。
広島の川がきれいであることも分かりました(笑)。
広島に住んでいても見ることのない新しい風景が広がっています。
広島の方も旅行で来られる方にもおススメしたい雁木タクシーでの広島巡りです。

『NPO法人雁木組』
http://www.gangi.jp/index.html




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『Cobato POP UP SHOP』 [イベント]

6月5日(水)
なぜかもう6月になってましたね。
平成最後の日からブログ書きたいことが滞ってます私。
いつか書くか?気が付けば年末になってしまっている可能性大。

取り合えず今日は明日から始まる『Cobato POP UP SHOP』のお知らせを。
何でコレつくりました???って思うような今までに馴染みのあるモチーフながら見たことない文房具たちに出会えます。
どれもこれも欲しくなるからご注意を。

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『Cobato POP UP SHOP』
日 時:2019年6月6日(木)~6月30日(日)
   11:00~19:00※定休日 水曜日
   ※6/8(土) 11:00~17:00 時間短縮営業となります。
大人だからこそ楽しく使える文具・紙雑貨を提案するCobato。
使う時に、渡す時に会話が生まれて印象に残るような、クスッと面白い商品が広島初登場です。

ちょっとだけチラ見せ。
アイテムによっては追加で納品がない場合もありますので気になるものはお早めに!
随時、インスタやFacebookページ等でお知らせいたします。

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『夜の文具店・ぷんぷく堂』POP UP SHOP [イベント]

5月4日(土)
すでにスタートしましたが5月2日(木)より、『夜の文具店・ぷんぷく堂』POP UP SHOPが始まりました。
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以前から気になっていたぷんぷく堂さん。
オリジナル文具を時折、出張先で見かけていた私。
夕方5時から夜10時まで営業する文具店と言うのも興味をそそるキーワードでした。
イベントのお願いをさせて頂いた時も返信もとても早く下さって、メールの文章からもそのお人柄が垣間見れて是非お願いして広島の皆様にご紹介したいと思った次第です。
ぷんぷく堂店主さんは5匹の猫と暮らされていると知ってから更にうれしく感じた私なのでした。

店内に並んでいる商品のPOPを作っていると、ひとつひとつの商品にとても温かな思いを感じました。どこか懐かしい雰囲気もまといながら実用性も兼ね備えている商品たちはぷんぷく堂さん自慢の相棒たちなのでしょうね。
店主さんの好きがギュッと詰まっていて、私も心が躍る気持ちになっています。

すでに人気となっている新発売の「いろこばこ」も全色届いています。
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第26回日本文具大賞デザイン部門・グランプリ受賞の「あなたの小道具箱」も「いろこばこ」とは又別の色合いで皆さん迷われることでしょう!

お店にも是非ご来店頂きご覧いただきたい『ぷんぷく堂』さんのオリジナル文房具たち。
お待ちしています。
準備が整い次第、ネットショップでの販売も予定しています。
合わせてよろしくお願いいたします。


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『夜の文具店・ぷんぷく堂』POP UP SHOP
会期:2019年5月2日(木・祝)~5月31日(金)
夕方5時から夜10時まで営業する珍しいスタイルの文具店「ぷんぷく堂」。
いつもは開いていない昼の時間に広島に初登場。
どこか懐かしくて温かみのある、ぷんぷく堂店主こだわりのオリジナル文具たちがミネットに並びます。

★文具店は夜ひらく。ミネットも2日間だけ夜ひらきます。
・5月2日(木・祝)~6日(月・祝)は11-18時までの時間短縮営業。
・5月9日(木)・23日(木)は11-21時までの夜の文具店営業。
 ちょっとお試し企画で夜の延長営業してみますね!
・5月19日(日)は午前中、屋外イベント開催予定の為、午後からの営業。
※詳細や変更はホームページをご覧ください。
https://www.minette72.net/






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「ORDER BORDER TOUR」 [イベント]

4月8日(月)
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いよいよ今週の4月11日の木曜日からスタートします「ORDER BORDER TOUR」。
まだまだ先だと思っていましたがモノスゴイ駆け足でやって来ました。
もう3年か4年前???このボーダーシャツの受注会をやりたいと思いながら中々実行に移せていなかった私。
昨年の10周年の時にもやろうと思いつつ他のことに意識が持っていかれていた間に時が来てしまい今回満を持しての開催となりました。

今回のミネットでのイベントは、ボーダーの幅、色の組合せを自由に選んで自分だけのボーダーシャツが出来る受注会です。
ご注文いただいてからに新潟県加茂市の自社工場で、一着一着生地の編み立てから出来上がるボーダーシャツ。
100%ピュア・オーガニックコットン製で着心地もとても良いのです。

是非この機会に一番自分らしい、自分の為のボーダーシャツを一緒に作りましょう!
皆さんのご参加をお待ちしています。
★オーダーは勿論その場でお買上頂けるボーダーシャツもご用意してお待ちしています。


【オーダーの進め方】
1.カットソーの形を選ぶ。
(クルーネック/ボートネック/リラックス/ドロップショルダー/ナバル/キッズ)
※新作ナバルモデルが今シーズンより仲間入り。
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こちらが新作のナバルモデルです。
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2.サイズを選ぶ。
(大人用は0~5の6サイズ、キッズは80、100、120、140サイズ)
0サイズ→women’ S
1サイズ→women’ M
2サイズ→women’ L・men’s S
3サイズ→women’ XL・men’s M
4サイズ→men’s L
5サイズ→men’s LL

3.袖の長さを選ぶ
(長袖/七分袖/五分袖)

4.ボーダーの幅を選ぶ。
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5.カラーの組合せを2色選ぶ。(無地も出来ます)
2019SS限定カラー「コバルトブルー」「コーラルピンク」
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■出来上がりまで約1ヶ月頂きます。
■前払い制となります。
■店頭受け取り又は配送も承ります。送料は別途要。

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今回お世話になります「G.F.G.S」さんは、新潟県加茂市のファクトリーブランドです。
加茂市とその近郊、中越地方にはニットの生産地が多くあり、経験豊富な職人さんたちが日々高品質なものづくりを続けています。
G.F.G.S.が「町内生産」と言えるほどの距離感で近隣の工場さんと協業してつくる「完全受注生産」のオリジナルカットソーが、ORDER BORDER(オーダーボーダー)です。
ご注文いただいてから自社工場で、一着一着生地の編み立てを始めます。

新潟県のほぼ中央に位置する加茂市。
街の中心を加茂川が通り、古くから船の往来も多く、産業や人々の暮らしが栄えてきました。

今でも加茂市とその近郊、中越地方にはニットの生産地が多くあり、経験豊富な職人さんたちが日々高品質なものづくりを続けています。

とはいえ、繊維産業は海外製品に押され、以前ほどの活気は見られなくなってしまいました。
旧来の方法とは違う、地場の高い技術とお客様とを繋ぐ方法で、G.F.G.S.は新しい形を模索しています。

G.F.G.S.は"Good Feel, Good Style."の頭文字からとりました。
新しいアイデア、厳選した素材、積み重ねた技法の全てをボーダーカットソーに落とし込み、誠意ある物作りを続けて参ります。

G.F.G.S. = Good Feel, Good Style.
心が動くことを、私たちらしいやり方で。

編み立て、裁断、縫製と、お客様のお名前が入ったオーダーシートが各工程を進んでいく中で、手にとって下さる方へ想いを馳せ、心をこめて一着一着お作りをしています。
古くからニット産業が盛んな新潟県加茂市にて。職人さんの確かな技術と、商店街生産ゆえの丁寧できめ細かいもの作りで、長く愛される製品づくりを心がけています。

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イベントあれこれ [イベント]

11月24日(土)
もう始まっているイベントなのですが汗。

【その1】
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今回で3回目となる呉市にある『甘茶書店』さんとのコラボイベント。
で11月21日水曜日からスタートしています。
文房具にまつわる本も並んでいます。
私も甘茶書店さんで買った「ツバキ文具店」や「ツバキ文具店の鎌倉案内」も並んでいるみたいです。
小さな店内は何だかのんびり出来てホッとする空間です。
近くには素敵な杣喫茶店もありますのでハシゴして呉市阿賀を楽しむのもひとつの提案です。
小さな文房具たちや少し雑貨も送っています。
是非、皆様遊びにいらしてください。
お待ちしています。

「本と紙と文房具 〜出張、雑貨店『Minette』〜」
期間:2018年11月21日(水)~24日(土)
      11月28日(水)~12月1日(土)
時間:12:00~16:00
場所: 呉市阿賀中央3丁目9−6
https://business.facebook.com/amachashoten
https://ebanana22.exblog.jp


【その2】
【ヤムヤムスタンプさんの「年賀状フェス」】
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ここ数年、ヤムヤムスタンプさんの年賀状フェスでお世話になっていた私。
昨年は開催がなくて年賀状難民となりました・・・。
今年は開催されて一番喜んでいるのは私です。
皆さんとワイワイしながら、集中するときは黙々と楽しく年賀状を完成させましょう。
日時:12/12(水)・12/15(土)
時間:10:30〜16:00頃まで
参加費は¥4,500(材料費込)
午前にはんこを彫って、午後からハガキに捺しまくります。
ヤムヤムはんこもご自由に押し放題。←私の一番の目的(笑)
お昼ごはんとハガキをご持参くださいね。
(外食していただいてもOK)
※お申し込みは、ヤムヤムスタンプさんのインスタ・FBのメッセージにて受け付けております。
「ヤムヤムスタンプ」「yumyumstamp」で検索!
※ミネットでもお申込み受付中です。


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夜長堂の夢売り巡業 2018 in Minette [イベント]

11月13日(火)
現在、開催中のイベント「夜長堂の夢売り巡業2018 in Minette」。
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そろそろ開催期間も折り返し辺りでしょうか?
夜長堂さんの商品は時折入荷はしていたものの、これだけのボリュームで店内に並ぶのは初めてのことです。
何と言っても夜長堂さんのモダン復刻ペーパーが33種類は圧巻です。
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選ぶのに困ってしまいますよ。

モダン復刻ペーパーは大正や昭和の羽裏(羽織の裏地)や、着物の端切れや千代紙の図柄をなつかしい風合いを感じさせるペーパーに印刷したアイテムです。
今のデザインではないけれど新しさとノスタルジックが混在したような魅力あるペーパーたちです。
ブックカバーやお手紙の便箋として、ラッピングペーパーなどにおすすめですよ。
いつの時代の何からタツ子さんがインスピレーションを感じ復刻させられたかをご紹介しています。
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ひとつひとつ読んでいるとこの時代の豊かさや遊び心が垣間見えて笑顔になってしまいます。是非皆さんも覗き込んでみてください。

10月28日(日)には夜長堂の井上タツ子さんが在店下さって皆さんとお話して下さったり、笑ったりと私も見ていて楽しい気持ちになりました。
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可愛らしい猫のカステラをお土産に頂きました。
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夜長堂さんとは最初の白島のお店の頃からのお付き合いと思いますので長いお付き合いではないかと思います。
私も年に数回は大阪に行く機会がありますので都合が合えばランチしたり、事務所にお邪魔したり、大阪のディープなところにも連れて行ってもらったこともありましたね。

初めて電話でお話する時の笑い声を混じらせながら話す人懐こい感じは今でも印象に残っています。初めてタツ子さんにお会いしたのは天満橋の改札だったのですが「髪をひとつにまとめて黒いコートを着ています。」と言われて又合わせの改札へ。
私は商品の勝手な印象から「和風」を想像していたのですが実際にお会いしたタツ子さんは「洋風」でした(笑)。
自転車で来られていたのですが「後ろに乗って下さい。」って言われて「え?」と思った私。
重いし(笑)、大変だから歩いても・・・と思ったのですが勧められるままに自転車の後ろに乗りました。
フラフラとバランスを取りずらそうに一生懸命に自転車を漕ぐタツ子さんの愛らしさと優しさに「いい人なんだなぁ」と感じた事を今も覚えています。

その頃の天満橋の夜長堂さは事務所のみで店舗はまだありませんでした。
色んな所に目が行ってしまうほどに愛らしいモノたちに溢れ好きがイッパイの空間でした。
夜長堂のスタッフのK村さんもタツ子さんと言いコンビと言うか(笑)、毎回大笑いで話がつきません。
K村さんはスゴク気が付く人でいつも見習わねばと思う方ですよ。

もともとイベントを積極的にはしてこなかった当店。
スペースの問題もありますが少し私の中に思う事もあってのこと。
ですので夜長堂さんのイベントは初となります。
いつもよりかなりモリモリな店内ですよ。
是非この機会に夜長堂さんのボリュームある楽しいラインナップを体感しに来てください。
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【夜長堂の夢売り巡業2018 in Minette】
11月27日(火)まで開催しています!
ネットショップにも商品をアップしています。
https://minette72.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1736744



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白島歴史さんぽvol.2 [イベント]

10月14日(日)
またまた時が過ぎましたが先月のイベントの様子をお知らせしたいと思います。

イベント日和の晴天の一日でした。
氏神様に今日の安全と楽しく過ごせるように。
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今回は白島の歴史を雁木タクシーに乗り、川からいつもと違う視点で白島の歴史を感じる白島歴史さんぽです。プラス陸路もありのボリュームたっぷりなイベントとなりました。
3グループ各10名づつに分かれての大人数!
今回も前回に引き続きご案内はブラタモリに出演された広島市郷土資料館の本田美和子さんです。
準備の段階で時間割は全て郷土資料館の本田さんに丸投げでしたが(笑)それを見ても中々頭の整理がつかない私でした(笑)。

本田さんに作成頂いたレジュメとともに進んで行きましょう!
※写真をクリックしていただくと大きなサイズになります。

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いよいよ第一グループ、雁木タクシーの雁太郎(がんたろう)と雁子(がんこ)の2艇で出発です!
名前が中々良いですね。




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工兵橋もいつもは橋の上を渡りますが今日は下からの眺めです。
何か外国みたいじゃないですか?







1.工兵橋
明治 22 年(1889)、白島町北端(現在の安田学園白島キャンパス付近)に駐屯していた 「陸軍工兵第 5 連隊」と京橋川の北岸に所在した牛田の演習場の連絡橋として工兵隊の手によ り木橋が架けられました。これが初代の工兵橋であり、橋名の由来です。この橋は大正 8 年 (1919)7 月洪水により落橋し、大正 10 年(1921)に現在の吊橋の形となりました。そ の後昭和 8 年(1933)に架け替えられています。
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2.一本木の鼻 (広島ホームテレビ社屋から川に向かった角辺りでしょうか?)
江戸時代、白島の北端には1本の大木があり、そのため「一本木の鼻」と呼ばれていました。一本木の鼻周辺の堤防はしばしば決壊しており、城下町に被害を与えていました。この堤 防をより強固なものにするため、藩は修繕の際に地元の人々を堤防上で躍らせました。やがてこの踊りは定例化し、毎年旧暦の盂蘭盆7月15日・16日の両夜に行われるようになりまし た。これは「両夜踊り」あるいは「一本木踊り」と呼ばれています。派手な盆踊りなどが禁止されていた広島城下にあって、この一本木踊りは藩の命によって始まったものとして賑やかに行われていましたが、明治時代以降衰退しました。
なお、江戸時代に架けられた神田橋は、最初一本木の鼻から牛田村神田(現在の牛田本町6 丁目・牛田新町1~2丁目付近)に架けられていたためこの名が付きました。やがてこの地は 大水が多いため現在地に移転しましたが、名前はそのまま引き継がれました。





基町高層アパートもこのアングルからの眺めです。



3.サギ島
本川と京橋川の分岐点に残された砂州で、今は様々なサギやカワウの群生地になっています。 江戸時代の絵図をみると、この場所にはさらに大きな砂州があったことがうかがえます。

※橋の上から見ていた場所もこんなに近くで見ることが出来ました。
ブラタモリでも紹介された場所ですね。ブラタモリファンの方にも喜んで頂けたでしょうか?


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4.長寿園
長寿園は、現在の白島の本川側河川敷にあった桜の名所です。明治43年(1910)に西白島 町の村上長次郎が東京から桜の苗木を取り寄せて植樹したのを始まりとし、大正末期には広島一の桜の名所として知られました。やがて対岸にも桜が植樹され、昭和に入ると太田川をはさんで両岸に桜が咲き誇るようになり、多くの人が船を出して花見を楽しみました。しかし、昭和10年代後半に衰えが見え始め、戦後の都市復興のなかで姿を消しました。
※ホームテレビさん社屋の裏手の桜並木には長寿園の石碑があります。

5.広島藩の材木場 (マクドナルド白島店の辺り)
江戸時代、この場所には広島藩の「材木場(運上場)」が設けられていました。この対岸の 楠木村の一角(現在の西区楠木一丁目・横川町1)には藩の木蔵があり、一帯は木材の集散場 になっていました。
解説文の番号は地図上の番号と対応しています。
江戸時代初頭から板・材木はほぼ完全な藩の専売制となっており、請け負った村が藩有林 からの伐採・輸送を行っていました。調達された材木類は太田川の水運によってこの西白島の材木場に集められ、ここで極印を押した上で藩の材木蔵などに納められたり、商人に払い下げられたりしました。この材木場の東側、洞門寺あたりまでが当時の西白島町で、この町 には材木関係の商人が多く集まっていました。
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6.楠の大雁木
楠の大雁木は江戸時代には幅5.5m 程度の規模で、渡し船の船着き場として利用されてい ました。明治31年(1898)に横川駅からこの雁木近くまで山陽本線の支線が敷設され、船で雁木に集められた物資をここで列車に積み替えることが可能になったため、一帯は様々な物 資の集散場として発展しました。そして雁木は大拡張され、「大雁木」と呼ばれるようになりました。今はその一部が残されています。
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7.本川の中洲
太田川は上流域から大量の土砂を運んでおり、流れが緩やかになる場所、特に河口付近の海 岸線には土砂が堆積し、砂洲を形成しました。こうした砂洲をベースにして江戸時代・明治時 代には干拓が、大正時代以降には埋立が行われ、広島の土地は拡大していきました。また、川底にも土砂が溜まりやすかったため、江戸時代には川底を定期的に掘り浚えて、航路の水深を維持していました。
※サギ島同様に橋の上から見ていた場所もこんなに近くで見ることが出来ました。
ブラタモリでも紹介された場所ですね。ブラタモリファンの方にも喜んで頂けたでしょうか?
案内人をされた本田さんからも今回の見どころと言われていた「中州」。
広島の原風景ですね。


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小さなお地蔵さんがおられます。
これは川からでないと決してお目にかかることも拝むことも出来ないお地蔵さまです。
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【陸上コース】
8.八剣神社(はっけんじんじゃ)白島の堤防が何度も決壊してしまうため、遂に人々が人柱を立てようとしたところ、時の城 主福島正則がそれを止めさせ、替わりに所蔵の名剣8本を箱に入れて堤防に埋めたことに由来すると言われています。祠が建てられたのは元和3年(1617)のことで、その2年後の元和 5年(1619)に正則は広島を去っています。元々は堤防の下にありましたが、寛政11年(1799)に現在のように堤防の上に移されました。堤防の上につくられた神社は他にも例があり、干拓によって拓かれたために低地だった広島城下町にとって、いかに堤防が重要であったかがうかがえます。
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堤防の下に降りてみるとその高さが分かりやすいですね。
八剣神社も後ろから見てみました。
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9.株式会社原本店
創業の文化2年(1805)より、現在地の広島市中区白島九軒町で醸造しています。平成7年(1995)、もともと蔵が有った場所にマンションを建設する際、その地下に醸造所を新築し、 原本店はマンションの中で酒造業を営む日本で最初の酒蔵になりました。当社が醸造している日本酒銘柄は「蓬莱鶴」です。
※地下に降りる階段からはお酒の良い香りが漂っています。
酒粕がある時は入口にお知らせ有りますよ。

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10.なめらの井
神田橋の筋から二つ目の小路(白島九軒町10番ブロックと14番ブロックの間の道。西に 真っ直ぐ進むと碇神社に突き当たる)に「なめらの井」と名付けられた6つの井戸がありまし た。深さ3丈あまり(約10メートル)で、側壁に板を用いず、石を掘り抜いたような井戸であったと伝えられています。築城以前はこの小路のあたりから碇神社までは岩礁になっていて、多くの船が難破したようです。
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※この辺りもいつも自転車でよく通っている道だっただけにそんな歴史があったなんてと又もや妄想の世界へと誘われました。

11.碇神社と宝勝院
碇神社は広島城下建設以前からほぼ現在地に鎮座していたと言われており、周辺地域の氏神でもありました。平安時代の「安芸国神名帳」に記されている「筥島(はこしま)明神」が当社であるとされています。境内では江戸時代・明治時代などに設けられた狛犬や灯篭を見ることができます。宝勝院は広島城築城奉行・二宮太郎右衛門就なり辰とき (1546?-1607)の子孫僧仙を開基としています。お寺の縁起によると、僧仙は毛利氏より寺地を賜り、慶長3 年(1599)宝勝院を創建しました。現在の本堂は昭和 49 年(1974)に建立されたものです。 宝勝院が創建されて以来、明治初年(1868)まで碇神社は宝勝院の鎮守社(特定の建造物 や一定区域の土地を守護するための神社)として続きました。明治初年の神仏分離のさい、境内が別になり現在に至っています。
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碇神社へ
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12.白島指薬
白島の薬局「好月堂」が販売していた「指一切の妙薬」とも呼ばれた漢方の外傷薬です。火傷や切り傷、霜焼けなどに効果があり、煎じて熱いうちに布地に含ませて患部につけました。もともとは広島藩の藩医だった神谷家の家伝薬でしたが、廃藩置県の際に親戚へ資料と共に譲渡され、後世に引き継がれています。現在、製造販売はしていませんが、建物にプレートが残されています。
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13.心行寺
紀州和歌山の僧「信誉」が、元和5年(1629)に浅野長晟(ながあきら)が和歌山から広島に転封になった際に同行し、現在地に寺社を賜わって同8年(1932)に寺を創建しました。当初寺は信楽寺と呼ばれていましたが、元禄9年(1696)に心行寺と改めています。なお信誉はすぐに寺を弟子「専誉」に譲り、さらに禿翁寺(中区東白島町 8-8)を開きましたが、同じくこれを弟子に譲っています。

今回のルート最終地点が心行寺さんでした。
皆さんで記念撮影!いい笑顔ですね。
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白島地図に掲載の白島通り沿いのショップ案内もご紹介しながらの白島歴史さんぽとなりました。
まだまだご紹介しきれないショップも沢山ありますので是非お気に入りのショップを見つけながら白島を歩いて頂きたいです。

①スラップモブラー
北欧を中心に世界中から家具・照明・カーテン・雑貨などをセレクトしたインテリアショップです。
一見、敷居が高そうですが笑顔あふれるスタッフの方が出迎えて下さいます。
様々な相談にも乗って下さいます。
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②美の庵
若いご夫婦が営まれている讃岐うどん店です。
朝夕2回ご主人が手打ちでうどを作られています。
つるつるピカピカな美しくて美味しいメニューは25種類も。
寒くなってくると「おでん」も登場します!
イベント後のランチ率が高かった美の庵さんでした。
蓬莱鶴さんのお酒を早速こちらで飲まれたとの報告も(笑)
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③kahon
国産小麦や新鮮卵など厳選素材を使ったシフォンケーキ専門店です。
季節ごとのメニューもありますので一年中様々な味が楽しめます。
今まで食べていたシフォンケーキとは違うフワフワしっとりした生地を確かめて頂きたいです。
カット売りなのでちょっとした手土産にもおすすめです。
美の庵さんの食事の後にシフォンケーキをお土産にされた方も多かったようですね。
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④ニシダフルーツ(当日定休日)
昭和33年創業のニシダフルーツさんは白島の顔と言えるお店のひとつです。
経験豊富な店主が普段食べるフルーツもひとつひとつ吟味して一番美味しい食べごろを教えて下さいます。
贈答や慶弔の相談にも親切に対応して下さいます。
仲良くなったらお店の中から手を振られるかもしれません。
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⑤すし健
「良いものを安く」をモットーに高級食材もお手頃価格で提供されています。
お昼のランチは大人気で列が出来ることも多々あります。
にぎりランチは10貫に汁物付きで680円。
すし健ランチはにぎり5貫、天ぷら、刺身、小鉢、汁物、フルーツも付いて1100円と驚きのお値段と美味しさ。
夜も良心的なお値段です。お酒も豊富に用意されています。
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すし健さんは、すぐそばに持ち帰りのお店もあります。
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⑥リュニベル
2年前に白島にオープンしたニース料理のお店です。
こちらも若いご夫婦で営まれているお店です。
夜のみの営業ですが美味しいお料理とワインも楽しめます。
白島に新風を吹かせています。
ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版の掲載店です。
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⑦ギャラリー釉すが
作家ものの器を中心に様々な展示会も開催されています。
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今回、白島歴史さんぽvol.2をサポートして下さったのは、「おやまで着物倶楽部」の皆さん。
着物を着て山に登ったりされています。
「おやまで着物倶楽部」さんたちも歩くイベントなどをされています。
下記サイトを覗いてみてください。
https://www.facebook.com/きものでお山倶楽部-650869135119365/


雁木タクシーは私も初めての乗船となりましたが爽快で気持ちよく、水面が近いのも魅力的でした。そしていつも見ていた川がこんなにも綺麗だったと知れた事。橋の上からはそんな風に見えていなかっただけにビックリな発見でしたね。
雁木タクシーのスタッフの方達もとてもご親切で案内もして頂けて楽しかったです。
とってもカッコいい雁木組の皆さん!大変お世話になりました。
ありがとうございました!
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雁木タクシーに関しては下記サイトをご覧ください。
人気の幾つかのコースもあります。
今回私たちはチャーターをしました。
http://www.gangi.jp/

イベント終了後には皆さんから楽しかった!と言う声を沢山頂きましてとても嬉しい気持ちになりました。
後に頂いたメールには、幾つかご感想を頂きました。
「子供の頃に泳いでいた河でその頃を思い出しました。」
「いつもは散歩で歩いている場所を河畔を河から眺め、その圧倒的な緑の魅力を改めて感じた次第です。」
「川面からみる 白島の景色はとても新鮮。ますます白島好きになりました。」
「白島は歩く機会がなかったので、とても新鮮でした。」
「ブラタモリは毎週欠かさず見てまして、ご案内人の方に船で実際にご案内いただけたこと、番組の疑似体験のようでもありました。」

イベント終了後にはショップ紹介させて頂いた店舗でランチして下さった方も多かったようですね。
お買い物もして下さった方もおられて、白島の魅力を少しでも味わって頂けたのではないかと感激しています。

ご参加が叶わなかった方もアップしたFacebookやインスタなどをご覧くださったようで後日ショップに行って下さったりと「だんだんと白島が好きになって来ました。」とじわじわとした反響も頂いています。

また雁木タクシー含めて「白島歴史さんぽvol.3」が開催出来るように練り練り練りますね!
またご参加頂けることを願っています。
ご参加の皆さま、広島郷土資料館の本田さん、おやまで着物倶楽部の皆さまありがとうございました!
私自身も一番楽しんでしまったかもしれない白島歴史さんぽでした(笑)。


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白島歴史さんぽvol.2雁木タクシー試乗! [イベント]

10月8日(月・祝)
いよいよ今週末に迫って来ました「白島歴史さんぽvol.2」の雁木タクシーに一足早く試乗してきました。
前夜にふと私水の傍って怖くなかったっけ???とまた何にも考えてなかった自分でした。
そんな不安は何にもなく、ただただ楽しかった!
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快晴の試乗日和に恵まれました。
雁木(がんぎ)を見た事はありますか?川の傍に石の階段が大小はありますが見られたことがある方もあると思います。
雁木タクシーは、水の都ひろしまの6本の川を行き交う水上タクシーです。
広島市内にたくさんある『雁木(がんぎ)』をのりばとして活用されています。

穏やかな水面を見ながら出発しました。
素直に気持ちイイ!と言う感じです。
時折、白島歴史さんぽ講師の広島市郷土資料館の本田さんの説明を聞きながら雁木タクシーは進んで行きます。



いつも見ている工兵橋も下から見ることも出来ました!


JRやアストラムラインとの風景も良い感じです。




工兵橋から望む風景も外国みたいじゃないですか!


今回一番意外だったのは川が綺麗で透明度が高かったこと。
もっと濁っている位に勝手に思っていたので広島の川の綺麗さに感動する私でした。
大きな鯉に出会えることもあるみたいなので14日皆さんも出会えると良いですね。


学芸員の本田さん曰く今回の見どころもあり、これは船に乗らないと見れないのでご参加された方のみが広島の原風景ともいえる風景の目撃者となられることでしょう。
そして今回の試乗で雁木タクシーのスタッフの方が教えて下さった本田さんもご存じなかったアレも見れます(笑)。
これは川沿いを歩いても対岸を歩いても誰も気付くことのないことだと思います。
私は見て写真も撮りましたが教えません。(笑)
感動は参加者だけのお楽しみです。

今日の試乗で載せて頂いたのは「雁太郎(がんたろう)」。
10月14日(日)はもう一艇の「雁子(がんこ)」も一緒です!
私は今日雁木タクシー初体験でしたが想像以上に気持ちよく感動しました!
川の街、広島と言っても川に親しんでない方も多いのではないでしょうか?
今までに見た事のない広島の風景と発見がきっとあると思います。





お日にち迫りましたがご参加お待ちしています!

NHK「ブラタモリ」案内人で出演された本田美和子さんと歩く。
『白島歴史さんぽvol.2』

日 時:平成30年10月14日(日)10時~
講 師:本田美和子さん(広島市郷土資料館学芸員)
参 加 料:2.000円(乗船料+参加費) ※レクリエーション保険に加入要(50円含む)
参加対象:高校生以上
定 員:先着30名
申 込: 参加ご希望の方は下記メールアドレスにて下記項目を記載の上、お申込みください。
①氏名 ②電話番号(連絡が取れやすい番号)
※お電話でのお申込みは受付体制がございませんのでご遠慮ください。
※受信指定やパソコンからのメール受信拒否設定を解除の上、お申込みをお願い致します。
E-mail: minet@wb4.so-net.ne.jp


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