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2018年もありがとうございました。 [お店のこと]

12月28日(金)
この前、お雑煮を食べたインスタをアップしたような気がしてなりませんが2018年も終わりに近づいてきました。アレレ?
本日が年内最終営業日となりました。
寒い中、ご来店ありがとうございました。

今日はお店に来る前に氏神様の碇神社に寄ってお店に来ました。
すっかり新年を迎える装いになっていました。
提灯も新調されていました。
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少しばかり2018年を振り返りたいと思います。

2018年はミネットとしては10周年と言う節目の年でもありました。
お店を始めたころに10年お店が続いていることは想像もしてなかったし、そんな先のことを考えることもなかったように思います。
ビックリです本当に。
全ては皆様の優しい気持ちに支えていただいた人生においても大切な10年となりました。
ありがとうございます。
10年がどれ位の年月なのか? 長いのか? 短いのか?
今年一番それを感じたのはお客様の子供さんの成長だと思いました。
小学生だった男の子が大学生になり、中学生だった人が社会人となり、お腹にいたお子さんが10歳に、小学生の女の子がきれいな女子高生に・・・と言う自分も10歳年齢を重ねたわけですが目に見えて成長の分かる世代の方の変化は目を見張るものがありました。
まぶしい!
これから11年目以降記録更新となるか?
はてさて神のみぞ知るなのでしょうか?

10年前にお店を始めたときに「人と比べない」「求めない」と言った柔らかな気持ちであった私も元来の性分なのか?働かざる者食うべからず的な自分がふつふつと前に出始めて、時の流れとともに心が固くなってしまったのではないかと元に戻したいと言う気持ちがムクムク・モヤモヤと湧き上がっています。
ついつい走り続ける気質の私は止まるのが怖い人間なのかもしれません。
来年は少し気持ちに余裕を持って、すぐに焦らず走らずな年に出来ればと思います。
多分私の内側の問題なので皆さんには「なんのこっちゃ」でいつもノンビリしてる風じゃないかと思われる方もおられるかとは思いますが生きる上で居心地よくいるための気持ちを整えたい感じでしょうか???
すみません。個人的目標。でもこのままお店を続けられるなら今整えないとしんどくなりそうだからです。←ひとりごととして流しておいてください。
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今年2月に白島地図が完成しました。
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製作開始は更に1年弱位さかのぼります。
白島地図を製作するにあたり、今までにない取り組みと出会いがあった年になったように感じています。
賛同店さんを募るにあたり様々なご商売をされている大大大先輩の皆様の貴重なお話を聞かせて頂き、感動してウルウルとしてしまったことも沢山ありました。
お聞きしたお話を私の中で又まとめておきたいと思っています。
広島市郷土資料館さんのご協力して頂き「白島歴史さんぽ」のイベントも2回開催することが出来ました。
こう言ったお店のイベントとは違った形での取り組みもとても私自身も楽しみながら出来たことは有意義なものとなりました。
北海道の方からも白島地図のお問合せを頂き、お父様を偲ぶ旅のお手伝いも少しばかりですが出来たことも良い思い出となりました。
そんな思いもよらない出来事が起こり、今までにはない人とのつながりも生まれまたし。
より私自身も白島という街が更に愛おしくなり、もっと色々と知りたいし深堀したいと言う思いが増した1年となりました。

今年は全国で地震や豪雨災害も多く、広島もその影響でお店をしている身としましては苦しい年でもありましたがそれを上回る気持ち的には人との出会いがあり、豊かな気持ちで一年を終えることに安堵しています。

今年は振り返ってみると仕事に絡めてを含めると旅をした一年でもありました。
やはり人と会ったり、何かに刺激を受けますね。
来年も自分の「好き」を追い求めて旅に出れるよう頑張りたいです。

1月2月 大阪・奈良の旅
https://minet.blog.so-net.ne.jp/2018-02-17

2月 東京・横浜へ
結局ブログ書けてません・・・。

7月 大阪・岡山へ
https://minet.blog.so-net.ne.jp/2018-08-17-1
https://minet.blog.so-net.ne.jp/2018-08-17

10月 大阪へ
https://minet.blog.so-net.ne.jp/2018-10-19

11月 和歌山へ
https://minet.blog.so-net.ne.jp/2018-12-07

2019年は元号も変わり、気分一新ということになるのでしょうか?
今年も一年お店を続けられたことに皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

新年は1月5日(土)より初売りです。
5000円の福袋をご用意しておまちてしいます。
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良いお年をお迎えください。
来年、またお会いできるのを楽しみにしています。
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紀伊田辺の旅・その2 [旅]

11月8日(木)
2日目も良いお天気。と言うかとにかく季節外れの暑さ。
上着どころか?カットソー1枚でも暑い。
今日もまずは紀伊田辺駅を見に来ました。
この駅舎を見に来たのだから私。
※写真はクリックすると大きくなります。

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朝ごはんは喫茶店でと思ったのですが食事回数が限られるこの旅。
食べたいものがアレコレありで結果、「おけし餅」に。

◆辻の餅本舗
江戸時代から続く老舗の和菓子屋。
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杵でついた餅の表と裏に粒あんがついています。
頭頂部だけ髪を残した江戸時代の子供の髪型、お芥子(けし)頭に似ていることからこの名前がついたと言われているそうです。
甘いものに目がなかった世界的な博物学者の南方熊楠もまた、“おけし餅”のファンだったそうです。
こぶりなので2個と言わずもっと買えば良かった。
朝8:30から営業。

本当は店内の喫茶室で食べれると思って朝ごはんにしようと思ったのですが現在お休み中で持ち帰りのみ。
どこか公園か神社を探しましたが中々適当なところが見つからず新しく出来た感じの休憩所を見つけてそちらで頂きました。
お餅のきめ細かさと甘すぎない粒あんが絶妙でした。
包装紙もいい感じ。

あ!猫ちゃん見っけ!
昨日も見かけたんだけど足早に走って行かれました。
とうとう田辺猫に出会いましたよ。
ゆっくりと後を歩いていきました。
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金網の向こうに行くと安全と思ったのか?ゴロンゴロンしてくれました。
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ありがとうありがとう。またね!


この素敵な建物は元病院だった洋館。
雑貨屋さんが入っているようです。
中には今回入らなかったけれどこんな建物でお店をするのも素敵よね♪と妄想してみました。
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◆南方熊楠顕彰館
冊子の中でもかなり気になっていた場所のひとつ。
キノコや菌類・変形菌類など興味深いことを研究されていた方なのですね。
恥ずかしながら初めて知りました。

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スタンプラリーのこの風呂上り的なスタンプ。
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グッズがかなり心くすぐられました。(o˘◡˘o)
南方熊楠さんは猫好きだったそうで、猫の名前は代々「ちょぼ六」だったそうです。
顕彰館内のwi-fi使えますマークも猫でした。
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顕彰館のお隣が南方熊楠顕彰館の隣の南方熊楠旧居(南方熊楠邸)。
熊楠が、晩年の25年を過ごした家だそうです。
お庭がほどよく広くて柑橘が目に入りました。
私が住むには広いけど憧れが詰まっていました。
あー何て素敵。しばし妄想してみる私なのでした。
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◆純喫茶 巴里
紀伊田辺には喫茶店も沢山ありました。
どこに行こうかと迷いに迷いましたが今回はランチがてら純喫茶 巴里へ。
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もう入った瞬間に素敵な感じがグングン伝わって来ました。
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この電車みたいに連なったテーブルとイス。
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床の模様。ライトも。いつの時代に迷い込んだのかと思うような気分。
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昔の内装や店舗って作り手にも愛がある気がしてならない私です。
お昼ご飯にとオムライスをいただきましたが昔はもっとメニューも沢山あったのであろう棒線が沢山引いてありました。
なんだか暫し時を忘れ、ロマンチックな空間でオムライスとコーヒーをいただきました。
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他の喫茶店も期待大です。
広島ではこういう雰囲気の昔ながらの喫茶店はどんどん無くなっているので羨ましくもありました。
見かけた喫茶店たち。
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◆商店街
この街には幾つかの商店街が見られました。
その商店街の象徴のような形をした街灯たちが何とも楽しくて上をキョロキョロしながら歩きました。
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後で商店街のHPを見ると7つもの商店街があるようです。
見逃している・・・私。
http://tanabe-shouren.kiilife.jp/

◆昔ながらの店舗
お店はもうやっていないのかもしれませんがレトロな外観や看板の残る店舗が至る所に見られてそれを見て歩くのもこの街を歩くひとつの楽しみなのかもしれません。
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この「さくらんぼ」というお店の街灯には暫し立ち止まってしまいました。
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キューンとしてしまうでしょ?そうでしょ?
「ヒル喫茶」も最高です。

自転車で川向うに行かねばならぬのですが地図で確認したのにも関わらず・・・相当位置が違う橋を渡ったようです。
でも偶然にも橋を渡ったところで郵便局に遭遇。方向音痴バンザイ!
今回は田辺郵便局しか行くエリアの中では行けないと思っていたので出くわした郵便局前で風景印のある局かどうかを調べるとありました!
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田辺江川郵便局の風景印は、神島とハマカズラ。
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最初に田辺駅前郵便局にも行ったのですが欲しかったご当地フォルムカードがなくて他の郵便局にも問合せして下さって、最終的には坂の上にある郵便局らしく私が電動自転車ではないと伝えると夕方にこの郵便局に下ろしておいてもらいますから来てくださいとご親切な対応。
どの郵便局の方も私が生き急いでいるのか?
2テンポ位のんびりで何度も前につんのめりそうになりました。
温暖な気候がそうさせるのか?穏やかな時間が流れているように感じた次第です。
和歌山のご当地フォルムカードの「クエ」は家で調理して食べる魚ではなくてお店で食べるものらしいと郵便局の方が教えてくださいました。
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◆アンテナショップ
私はその街のアンテナショップに行くのが好きです。
ガイドブックには載っていないお宝が眠っている可能性が大だからです。
「産直市場 よってって いきなり本舗」へ。
野球カステラのお店は少し距離がありどこかに卸しておられるお店がないか確認したらこちらのアンテナショップをご案内くださいました。
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バナナケーキもありました。
重くなかったら和歌山で製造のソースとか買いたかったけれど断念。
梅ジュースやミカンキャンディなど連れて帰りました。
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近くにスーパーもあって後ろ髪引かれましたが今回は時間なく断念。

橋にも弁慶さまが。
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この円柱のレトロポストもよく見かけました。
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こんな古いものが沢山ある街ならば文房具店もあるのではとグーグルマップで検索したら近くにありそう!
学校前にあった文具店。
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中に入ると奥から店主の男性の方が出て来られたので「何か古い文房具っておていらっしゃいませんか?」と聞くと、「こっちへ来て見て」と隣のガレージらしきところへ。
古いクマやテニスのラケットのアップリケや刺繍の入ったバッグを出してくださいました。
ちょっと残念ながら中の状態が良くなかったので断念しました。
店舗へ戻って色々見て回るとアルアル!
店主さんに聞きながら手持ちで持ち帰れるだけ袋に急遽仕入れをしました(笑)。
なんなのでしょう?昔の文房具に夢とメーカーの愛を感じるこの感じ?
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店内を見させていただきながらこう言う文房具店が存続できない現状に寂しさを感じずにはいられない私でした。
まったくまったくまったくである。
「また来なさい。」と言っていただき手を振る私でした。
お元気でいてくださいね!


最後はお茶して、そしてあの包装紙のお菓子を買いに。

◆二宮
昭和9年創業の老舗菓子店。
お目当ての「青いクリームソーダ」を。
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おいりが乗った何ともインスタ映えなクリームソーダです。
行きたいところがいっぱいでゆっくりお茶できたのこれが初かも(笑)。
大体私は食事やお茶が後回しになるタイプです。

あと1時間で田辺ともお別れ。
一泊2日では私にはまだまだ歩き足りない田辺の街。
今回は甲斐みのりさん監修の「田辺めぐり」があったからこんな風に楽しく回れました。
それでもこの「田辺めぐり」も制覇出来ずだったのでまたきっと来ているでしょう私( *`艸´)
田辺市は広い!

この包装紙欲しさに「闘鶏まんじゅう」を買って帰ります。
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白は柚餡、赤は梅餡です。
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鬪雞まんじゅうは、その昔、源平のいずれに味方するか決めるため、武蔵坊弁慶の父とされる熊野別当湛増が紅白の鶏を神前で戦わせたことに由来しているそうです。
箱は“トントン相撲”で遊べる仕様となっています。
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お菓子ばかり買って帰ったような紀伊田辺のお土産たち。
でも本当に老舗のお菓子屋さんが色々ある街でした。
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紀伊田辺を巡っていて感じたことは、コンビニも1軒しか私は目に留まらず、駅前にもコンビニもチェーン店のコーヒーショップや100均のお店もなくて昔ながらのお店が軒を連ね長く続いて街に根付いているといった印象でした。
現状は分からないけれど街の中で経済が循環しているかのような印象の街でした。
お菓子は今回はあそこのを持っていこうとかお昼ご飯はあのお店に行こうとか日常の中に街が溶け込んでいる感じでしょうか?

今はどこの街もチェーン店などの全国展開のお店が乱立する世の中にありながら、かつての城下町を感じさせる落ち着いた風情があり、とても居心地が良い街でした。

最後に夕日に照らされる紀伊田辺駅舎を見て広島に帰ります。
駅舎が見れて良かった。

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駅前には弁慶様も。
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和歌山に来たけれどパンタも見ずに帰りますが帰りの夕ご飯はパンダ弁当でしめくくり。
かろうじて梅干しあり。
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もう見れないかもと思いながらやって来た紀伊田辺駅舎。
駅舎見る為に行くの?と謎に思う方も多いとは思いますが私はそう言う一見どうでもイイことを追求するのが好きなのでしょう。
あんまり色々と考えず行ってしまいます。
価値観はひとそれぞれだけれど、自分の好きやイイなと感じることをコレからも追いかけている自分で居たいと思います。
まだまだ知らない日本が沢山あるものですね。
かなりワクワクが止まらない旅となりました。
生きているうちには回り切れそうにもないです。

またねー!





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紀伊田辺の旅・その1 [旅]

11月7日(水)
ブログが前後していますが先月初めに行った初和歌山の旅を記しておきます。
奈良のお客様から「田辺だより」という豪華なフリーペーパーを送っていただいて、いつか行ってみたいと思っていました。
その後、奈良のお客様からのお便りに紀伊田辺駅の駅舎が解体されるとの情報をいただきました。
田辺観光センター→田辺市役所→JRおでかけねっとお問い合わせへと、いつ解体されるのか問合せしましたがハッキリとした回答得られずでモヤモヤ。
10月中だったら形はそのままの可能性が高いのでなるべく早めにお越しください。というような回答に行き着きました。
ただ私が10月後半の定休日に予定が入っていた為、10月中の和歌山行は叶わずでした。
イチかバチかで11月の第1週に新幹線のチケットを取り行ってみることに。
どうなっているかは紀伊田辺駅を降りて確認するしかないという勝負の旅のはじまりです。
私が持っているかどうかの掛けですね。
※写真はクリックすると大きくなります。

朝早い新幹線でまずは新大阪へ。


そこから特急くろしおに乗っていざ初和歌山へ。


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この日、もう大阪ですでに夏のような暑さで・・・くろしお車内の冷房はついているはずもなく(11月)、暑いの苦手な私はすでにバテ気味。
温かいカフェオレ持って入ったことを後悔・・・。
和歌山へ入ってからの車窓からの風景はやはり温暖そうなミカンの木が見えたり、山の上?に見える風力発電の羽根?が見えたりしていました。
途中で車掌さんが「右手に太平洋が見えます。」とアナウンス下さって、太平洋を見るのっていつ以来か思い出せないけど・・・。


「次は紀伊田辺~」とアナウンスが流れて、いよいよ駅舎が残っているのかどうなのかとドキドキしてきました。
ホームに降りると新改札らしきモノが見えて、工事の足場も一部見えてきて・・・不安と期待が入り混じった瞬間でした。
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見たことない色の電車も。
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改札を抜けると・・・駅舎はそのまま???残ってるの???
駅の出口を抜けて振り返ると・・・あったー!!!!!
私、持ってました。ホホホ!

何て青空に映えて童話の世界から抜け出したような素敵な駅舎でしょうか。
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駅舎は昭和7年(1932年)11月に完成、築86年だそうです。
駅舎はドーマーが付いた赤い三角屋根が特徴的な洋風建築。
色々ネットで調べ見ると屋根が水色の時代もあったようです。縦長の窓の上部のレリーフなど「スマートな白亜の建物」と呼ばれた竣工当時のままの部分が多く残っているようですね。
だって86年前にこんな洋風建築の駅舎って街の自慢であり憧れだったのではないでしょうか?
しばし色んな角度から駅舎を見てみました。
もしかしたら案外と住んでいる人たちにとっては日常の中にある駅で取り立てて毎日見上げることもないのかもしれません。
私自身も自分の住んでいる地元の駅は建て替えられて奇麗になりましたが高校の時に文化祭の映画のロケ地で使わせてもらったなぁとか思い出はあるものの、建て変わる時も特に思い入れはなかったかも???

紀伊田辺駅のスタンプ押すのも忘れずに!
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この送っていただいた「田辺めぐり」をもとに私の旅は進んでいきます。
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駅の隣にある田辺観光センターへ。
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お昼時に着いたので名物食べたいと思って尋ねると私は「めはり寿司」が食べたいと思っていたのですが和歌山でも紀伊田辺市ではあまり食べられていないようで「あがら丼」のチラシを渡してくださいました。

レンタサイクルを借りようとしましたが観光センターの自転車は9時~17時まで。
17時が微妙な時間だと思いお話ししてみると別のレンタサイクルを紹介して下さりそちらでお借りすることに。
・観光センターの自転車は電動自転車。たぶん20インチくらい。9時~17時でその日に返却要。
・私が借りた駅前の自転車は電動でなく普通タイプ。26インチくらい。泊りなら日数分を前払いして借りられます。
※料金はどちらも1日500円。

駅からも近かったお寿司屋さんへ。
「あがら」とは田辺の方言で「私たち」という意味だそうです。あがら丼とは「当地の旬の食材を使った私たちの自慢の丼」。
ワカメたっぷりのお吸い物も美味しかったです。梅入り。
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お店によってあがら丼は違うみたいですね。

一旦ホテルに荷物を置いてから旅のスタートにしようと予約したホテルに。
駅からも近くて大通り沿い。フロントに行くとおじいちゃんがテレビを見られていて自宅の居間兼フロント的な雰囲気でした。
熊もいました。
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借りた自転車を駐車場に置いても良いかとお聞きしようとしたら自転車の鍵を渡される私。
もしかしてここで自転車借りれたの???
もう借りたことを伝えて荷物を置いてフロントへ行き、鍵を預けようとしましたがそのまま持っていてくれと言われました(笑)。
何かそんなに会ったことはない親戚の家に行ったかのような感じのホテルのようです。
ホテルのおじいちゃんとも話しましたがとてつもなく暑い日でした。
持ってきてないけど半袖になりたいくらいでした。

さてさて自転車に乗ってホテルからすぐだった「闘鶏神社」へ。
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おみくじはビミョーだけど・・・。
鶏の形のおみくじ。
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闘鶏神社、名前の由来は、源平合戦の時、武蔵坊弁慶の父であると伝えられる熊野別当湛増(たんぞう)が、社地の鶏を紅白2色に分けて闘わせ、白の鶏が勝ったことから源氏に味方することを決め、熊野水軍を率いて壇ノ浦へ出陣したことからといわれている。

社殿背後の山は、南方熊楠が熊野植物研究の中心基礎点とした森。熊楠の妻は闘鶏神社宮司の娘である。

弁慶さまもおられました。
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この手洗いのイラスト別の神社でも見たことありますね。
なんでこのテイストなのかは謎です。
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御朱印もいただきました。
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田辺めぐりに掲載のお店巡りも。
◆ともゑ堂さん
80年以上続くお店のようで奥では手焼き煎餅を焼かれているようです。
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この量り売りのケース懐かしい。
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お店全体を持ち帰りたい気持ちでした。
私は子供のころに母に連れられて量り売りのお店に行った記憶がありますが豆だったような?
100g単位で買えます。私は鶯ボールとかりんとう、手焼きのパンダ煎餅と弁慶煎餅を。
この冊子を見て来ましたとお店の方に伝えると同じように訪ねて来られる客様がおられるとか。
甲斐みのりさんのことはお店にも来られたらしいが良く知らなかったので・・・と。
こう言う素朴なお菓子やパンなども皆さんにご紹介されています。その筋ではカリスマ的な方ですとお伝えしておきました(笑)。
是非この形態を出来るだけ続けていただきたいとの希望も!

あ!猫が寝ている!と近づくとぬいぐるみでした(笑)。
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他にもそんなぬいぐるみが店内にチラホラと。

紀伊田辺市は老舗菓子店が街の中に根付いているように感じました。
◆三徳小西菓子舗
明治40年創業の老舗。
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引き出しの中から最中を出してくださいます。
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「柚子もなか」と「三徳もなか」を連れ帰りました。
巻いてある紙がとてもいいでしょう!きれいに剥がして取っています。
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明るいご主人とのおしゃべり楽しかったです。

すぐそばに田辺郵便局を発見。
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風景印も忘れずに。
田辺郵便局の風景印は、天神崎、弁慶像を描く。
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◆鈴屋菓子店
鈴屋さんのデラックスケーキは雑貨好きでなくても知っている方も多いのでは。
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箱も包装紙も可愛くて百貨店のイベントで時々買っていた鈴屋さんの本店も紀伊田辺駅前の通りにあります。
特に派手な感じでもなく、昔ながらのお菓子屋さんといった風情です。
本店ならではの「デラックスケーキのはしっ子」もありました!
銀紙の包みも素敵です。
後でカロリーにビックリでしたが・・・。
いつか大きな箱入りを買ってみたいものですね。

やはり海が近いからか?
かまぼこ通りなるものもありました。

◆たな梅
江戸時代から続く老舗店。
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ちょっと高級かまぼこのようです。
「なんば焼」という正方形で真ん中に焼き目が入っているのが有名そうです。
ショウケースも素敵ですね。

別のお店の出来立て平天を食べたかったのですが行きたいところが盛沢山すぎて今回は叶わず。

一旦ホテルに向かう途中、そう言えばすぐに海がある!と思い立ち、自転車で海沿いまで。
扇ケ浜へ。
ちょうど夕日が沈んでいく時間だったのでとても奇麗な光景に出会えました。
ここは太平洋。何だか不思議。


少し早いけど晩御飯をどこで食べようかと「田辺めぐり」をパラパラと。
おでんが美味しそうだったあのお店に行くことに。
紀伊田辺駅前には「味光路」と言う飲食街があります。

◆たか松
創業昭和23年。
カウンターとテーブル席が数席。
おでんとチューハイ(梅入り)。おでんも種類が多くて、女将さんの読み上げられる品を頭に浮かべながら注文しました。
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女将さん曰く、ここは常連さんが殆どだから安心して。と言われました。
写真撮り忘れたけどプラス焼き鳥食べて1800円でした。
料金は20年据え置きと書かれてあったけど本当みたい。
他のお客さんがオムライスも美味しいよー!って言って下さったんだけどかなり大きめだったから断念。
また次回リベンジしよう。
優しい女将さんと安心の美味しさ。
ごちそうさまでした。

冊子から見つけたかった「こねこ」の看板のお店も見つけられました。
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少し早めにホテルに帰り、明日の行くところをチェックチェック。

2日目へつづく。

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